Clarisse@JAPON ①
今年、パリに構える自身のアトリエ ヴェルチュムの20周年を迎え
さらに勢いを増すクラリスが先日2度目の来日。
今回の第一ステージは名古屋 八事山興正寺。
名古屋のお花屋さん Vivirさん主催で
尾張徳川家ゆかりの大きなお寺での
デモンストレーション&レッスンが開催されました。
広い敷地にはいくつもの建造物があり
竹林と苔むす庭をもつ茶室でまずは一服。
心を静かに整えて会場へ!
明るい光が差し込広い畳の部屋に一人一人設えられたテーブル。
花材は1部、2部と雰囲気は違えど共に秋らしいセレクトでした。
軽やかにデモンストレーションしたクラリスは各テーブルを周り、
通訳の小池千秋さんを介しひとりひとりに丁寧な手ほどき。
吸水性スポンジを使わない クラリスオリジナルの方法での花留めに
戸惑いながらも 皆さんそれぞれ美しい作品に仕上がりました。
華やかさと寂の両面をそなえた まさに秋の雰囲気を、
地を這うような低い水盤に表現した作品は
純和のお寺にも違和感がありません。
そして、このお庭からインスピレーションを受けたクラリスは
すでに次回来日のイメージが出来てきているようです。
今回ご参加できなかったみなさまもどうかお楽しみに!
この日のうちに一行は東京へ。
日本滞在スケジュールは途切れなく続きます....